27.


 奇跡のような話















 世界の皆様、あけましておめでとう!






 僕のバンド、冬の踊り子のアルバムが今月末に出ます。






 偶然とか、必然とか、運命とかのコトについてよく考えます。






 なにかひとつの出来事が起こったとして、これはなんなんだろう? どういう意味? って考える。

 例えば。

 街で、偶然のように2人の人間が、バッタリ出会う。

 知り合いかもしれないし、10年ぶりかもしれないし、前世ぶりかもしれないし、不可抗力の見知らぬ人かもしれない。

 兎に角。

 そこから、「 お茶でもしましょうか 。」と、話が広がって、面白いコトにつながっていく・・・・・・

 バンドをやろう、とか、お店をやろう、とか、男女だったら、そこから急に付き合ったりするコトもあるかもしれない。

 何にも起こらずに、「 じゃあ、また。」と言って、2度と会わない人だってあるかもしれない。

 そこには、どういう意味があるんだろう。

 何故、今日だったか、とか。3年前ではいけなかったのか、とか。半年後だったら、どうだったか、とか。相手が違った

らとか・・・・・・

 考えたりするけれど・・・・・・でも、そんなコトは、どうだっていいって風にも思っています。






 冬の踊り子の「 JAZZ 」ってアルバムは奇跡のようなアルバムです。

 ほとんどの曲が、同じようには、2度と出来ないような、名演が入っています。

 キーボードの音が、フィルインしてくるのが、0.0コンマ何秒かずれてても、全然違うようになってただろう曲があります。

 でも、その音と音の隙間の、0.0コンマ何秒かは、当たり前のように、そのdiscの中に、存在しています。

 これを作れたのが奇跡だし、「 発売してみんなに聴いてもらった方がいいよ 」って言ってくれた人に、今、出会えたコト

も奇跡だし、発売されて、聴いて気に入ってくれる人がいたなら、それも奇跡です。

 でも、何故だか、当たり前のようにも思えます。






 偶然だとか、必然だとか、運命だとか、よくわかりません。






 でも、奇跡はいつも信じています。












 back