90.

 物語の生まれ方














 現実から生まれる、物語 = ファンタジーが好きだ。






 明るい日の公園。

 お昼。savoy でピザをテイクアウトし、ベンチに腰かけて食べる。

 公園の中央に鎮座まします大きな噴水。水しぶき。

 子ども連れの奥さん方や、犬のおさんぽチーム、などが多い。

 飼い主に変な風にヘアカットされてしまった、従順なる、お行儀のいい、真っ白なアフロ犬に目が釘付けになる。

 おもしろい午後、明るい日の公園。






 子供らは。あれは。何も考えてない動物のように、その反射だけで生きているんだろうなぁと思って、微笑ましく思う。

 いいな、ああなりたい。なりたくない。

 青空。

 ピザは美味しいが、少しこげていた。だいぶ、こげていた。

 トランペットの練習をしている、acid jazz 風味おじさん。

 風もスロウ。

 実に、長閑な午後の風景。






 話すコトは。

 話題は、最近のニュースや、社会のコト、世界のコト、環境のコト・・・・・・

 そういう話ばかりをしているわけではないが、そういう話もできる人との関係は嬉しいコトだ。

 ( くっだらない話も好きですが )

 社会とは、自分のコトでもあるのだからだ。

 嫌なニュースも、いかんともしがたいのも多いんだけど。それも社会。

 無視したって、どうしたって、誰だって、もう、渦中にいてしまうのが、社会。

 長閑な午後に、社会の中で、そんなコトを話している。






 何でも、そうだが、そんなコト、例えば環境問題のコトなど・・・・・・大きなコトを、小さい個人が考えたところで、ど

うしようもないだろう、というコトを、アイロニックに呟く人とかが、まあまあいらっしゃる。

 自分の近くでおこってないコトは、他人事。

 誰かにまかせた。そいつがやらなかったら、それはしようがない、とか。。。。。。

 そういうのって、なんだかなぁと思う。

 そんなコト言い出したら、世界はもっとどうしようもない。

 部活で、「 どうせ優勝できないし、優勝できないなら練習したって意味がない 」って駄々こねてるみたいなものじゃない

だろうか。

 「 誰も掃除しないから、街が汚いのだ 」とかいうなら、自分が掃除してあげればいい。

 政治が腐敗していると嘆くなら、自分が政治家になればいいのにな。






 ずうっと考える。

 たいした答えなどないかもしれないが、ずうっと考えている。

 それは、物語のはじまり。

 嫌だもんな、自分がいつか旅行に行きたいと思っていた国が、テロで、行げなくなる。

 嫌だもんな、ちょっとしたいろんな欲望を我慢しないばっかりに、どんどん空気が汚れて、マスクでもしないと、街も歩

けなくなる。

 そういう風に考えると、世界で起きているニュースは、すごく自分の身近な問題でもある。

 身近すぎて、それに気がつくのは恐ろしいくらいでもある。

 まあ、恐ろしいコトばかりでもない。

 世界には、すべてがあるのだから。






 それがないなら、作ってやろうと思う。






 現実から生まれる、物語 = ファンタジーが好きだ。








 back